登山初心者必見! 山の事故を防ぐグッズについて

キャンプ・アウトドア

山での事故といえば、「道迷い(遭難)」「低体温症」「滑落・転倒」があります。例え低山でも山を甘くみてはいけない、という意見も少なくありません。これらを回避する基礎基本は道具の準備にあります。そこで、登山初心者に特に重要なグッズを紹介していきます。

登山初心者は是非知っておきたい道迷い(遭難)を防ぐグッズ

なぜ、道迷い(遭難)が発生するのか

登山道が整備されている山であっても、標識や目印がいつも必ず正確だとは限りません。また、分かれ道において、選択するミスはいつでも起こりえます。
地図を持参し、コンパスを用いてルート確認しながら進んでいたとしても、自分がいる現在地の場所を勘違いしてしまうと、予定ルートを簡単に外れてしまいます。
また、通ったことがあるルートであっても、季節が変われば山の様子が変わり、道を間違えることもあります。
よって、「ルート保持については、人間の勘に頼るのはリスキーだ」という立場に立って、対策していくことが大切だと思います。

道迷い(遭難)を防ぐグッズ

初心者にとって、道迷い(遭難)対策として最適なグッズはずばり「スマホ」です。スマホにはGPS機能が付いており、電波が届かない場所でもGPSは機能しますので、地形図をダウンロードしておき、オフラインでもGPSで現在地が確認できるようにしておきます。また、事前に予定ルートもダウンロードしておき、常に自分がルート場にいるかを確認しながら進んでいくといいと思います。
もちろん、専用のGPS機器もあります。ハンディタイプのカーナビというイメージでいいかと思いますが、専用機器だけあって場ってーリーの持続時間など抜群の安心感がありますので、検討してもいいかもしれません。

道迷いは「滑落」の原因にもなる

想定している登山道から外れてしまうと、悪路や崖などに遭遇する可能性が高まります。よって、転倒や滑落の原因にもなり得ます。

登山初心者は是非知っておきたい低体温症を防ぐグッズ

甘く見てはいけない「低体温症」

標高が高くなると気温が下がります。また、風速10mでは、体感温度が10度下がる場合があります。雨が降り荒天になればなおさらです。夏とはいえ、不十分な服装では、寒くて体が震え、体温が下がっていく危険があります。

(例)夏、標高1000m、頂上付近の気温20℃、雨、風速10mでは、体感温度は約10℃になります。

「低体温症」対策のグッズ

最優先は「カッパ」です。これは雨対策であると同時に、体温保持という目的があります。荒天時に寒さから身を守るためにも「カッパ」は必須です。
次にあげられるのが「ツエルト(ツェルト)」です。緊急時に最小限の居住空間を確保して温度を確保したり、狭い場所でも設営して、救助用シートとしての使用ができます。
服装については長袖、長ズボンを基本にして、気象に応じた者でいいと思います。

体温保持は常に大切(熱中症対策も同じ)

結論は、気象条件に合わせて常に体温保持すること(上がりすぎない、下がりすぎない)です。この考え方で、熱中症対策も一緒になります。
熱中症対策では、汗をかくことで体温上昇を防いでいるので、熱を逃がすとともに水分補給が大切になります。

いのちをつなぐ「水」「食料」

「水」なしでは人は数日間も生きることができません。常に飲料水を確保しておくことはどんな場面でも最優先してください。
また、食料(補給食も含む)は余裕を持っていつも携帯しておくことをおすすめします。携帯に便利な食料もたくさん種類があります。

まとめ

山の事故を防ぐためには多くの知識、スキルが必要ですが、今回は「グッズ」という視点で紹介しました。これらのグッズを持てば絶対安全ということではありません。備えを十分にした上で、環境の変化を敏感に感じ取り、確かな情報をもとに安全管理をしていただきたいとおもいます。

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