天体望遠鏡を使わない天体観察

天体望遠鏡を使わないでも天体観察ができます。双眼鏡しかなくても、例えば①星座見つけ②月の観察③彗星を観察④流れ星の観察⑤日食の観察⑥月食の観察⑦人口衛星の観察、という活動ができます。事前に情報をつかんでおき、時間と場所を狙って計画すれば、印象的な天体ショーに触れることができます。

<目 次>
1.天体望遠鏡を使わなくても楽しい天体観察とは
 1-(1)見つけやすい星座から探す
 1-(2)わかりやすい天体ショーをねらう
2.具体的な活動例
 2-(1)季節の代表的な星座見つけ
 2-(2)月の観察
 2-(3)彗星の観察
 2-(4)流れ星の観察
 2-(5)日食の観察
 2-(6)月食の観察
 2-(7)人工衛星の観察
3.実施する上での注意点
4.まとめ

1.天体望遠鏡を使わなくても楽しい天体観察とは

1-(1)見つけやすい星座から探す

それぞれの四季によって、明るい星を中心に代表的な星座があります。子どもたちは、夏の大三角、冬の大三角という代表的なものは学校で習っていますので、聞き覚えがあります。昔から人々の暮らしと星空は深い関係があることや、星空から様々なものをイメージして親しんできた話をしながら、季節を感じるものとして意識づけたいものです。
例えば、春では、「北斗七星」から「春の大曲線」を探します。中でもオレンジ色に輝く「アルクトゥールス」は日本では「麦星」「麦苅星」という名前があり、その由来は、ちょうど麦を苅入れるころ、この星が日没後に頭上で輝くから、といった話を紹介しましょう。
そして、星座早見盤で確認しながら自分で見つけることができるようになると、星空に一層興味を持ってくれると思います。

1-(2)わかりやすい天体ショーをねらう

日食や月食はわかりやすく、普段なかなか見られないことから子どもたちにとってもインパクトがあります。しかし、頻度が少ないので、チャンスをしっかり狙う必要があります。
意外とおすすめは「流れ星」「人工衛星」です。事前にしっかり調べておけば、簡単に輝いているもの(星、人口衛星)が動いていくのを目視で確認できるので、楽しい活動になること、間違いなしです。

2.具体的な活動例

2-(1)季節の代表的な星座見つけ

明るくて代表的な星座を手がかりに、見つけていきましょう。

は、春の大曲線がいいでしょう。

北斗七星~うしかい座「アルクトゥールス」~乙女座「スピカ」

は、「夏の大三角」と南の低い空にあるさそり座といて座が見つけやすいです。

こと座「ベガ」~わし座「アルタイル」~はくちょう座「デネブ」
さそり座「アンタレス」~いて座

はカシオペア座~アンドロメダ座~ペガスス座といった、アンドロメダの神話をもとに紹介するといいでしょう。

カシオペア座~アンドロメダ座(アンドロメダ星雲)~ペガスス座 (秋の四辺形)

アンドロメダ【Andromedā】 の解説
ギリシャ神話で、エチオピア王ケフェウスとカシオペイアの娘。 国を救うために海の怪物への生けにえにされたが、英雄ペルセウスに救われ、その妻となった。

引用 goo国語辞書

は冬のダイヤモンドと冬の大三角を見つけましょう。
冬は一等星が多く、華やかになります。

冬のダイヤモンド
おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる六角形です。

冬の大三角
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを結んでできる三角形です。

2-(2)月の観察


月には満ち欠けがあり、地球の海の干満を司る神秘的な天体です。双眼鏡でクレーターを見ることができるので、「月がでこぼこしている!」ことに興味をもってくることでしょう。なお、満月よりも月が欠けているときの方がよく見えます。

2-(3)彗星の観察

今後、肉眼で見える彗星を期待したいものです。もし、彗星接近が実現すれば、魅力的な観察になりますね。最近の有名な彗星は、ヘール・ボップ彗星(1997年春)、マックノート彗星(2007年冬)があります。

2-(4)流れ星の観察

日本で見ることができる三大流星群は、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群です。この流星群についての情報は多くのサイトで提供されていますので詳細は割愛します。
条件のいい時、光害の少ない場所を狙えば、流れ星を肉眼で見ることができます。できれば寝そべって、のんびりと空を眺めて流れ星をみると、とてもいい時間を過ごせるんじゃないかと思います。

2-(5)日食の観察

2019年1月、日本で部分日食が見られました。次に日本で日食を見ることができるのは、

2019年12月26日 全国で中くらいまたは小さな部分日食が見られます。

なお、日食を観察するときには、必ず専用の道具を使って観察しましょう。

2-(6)月食の観察

2019年7月17日に部分月食(日本の一部)が見られました。次回は2021年5月26日だそうです。少し先ですが、時間帯は20時頃だそうなので、観察するのには好都合のようです。

2-(7)人工衛星の観察

国際宇宙ステーション(ISS)は,条件さえよければ日本各地からみることができます。 ISSの軌道や地上からの見え方は変化します。最新の情報は,下記JAXAのホームページ等をご覧ください。
JAXA宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター「国際宇宙ステーションを見よう」

3.実施する上での注意点

3-(1)事前の安全確認

昼間のうちに、観察する場所の周辺を見て回り、崖や大きな穴、危険な物などがないかを確認しておきましょう。また、危険な動植物がないかも確認しておきましょう。

3-(2)一人で行動しない

思わぬ事件や事故に巻き込まれないようにするためにも、大人と一緒に、複数の人と行動するようにします。

3-(3)服装は長袖・長ズボンが基本

野外活動ですので、けがや虫刺されを防止するために必要です。また、虫よけの対策もしておきましょう。

3-(4)双眼鏡は絶対太陽には向けない

太陽の光は強すぎるため、直接見ることは大変危険です。絶対にやめましょう。

4.まとめ

星空を眺めているだけで、幸せな気分になれます。天体望遠鏡という特別な機材がなくても、星空観察は十分に楽しめます。宇宙のロマンを感じながら、ゆっくりした時間を過ごすのはいかがでしょうか。

自転車旅が好きな中年親父。キャンプ経験(キャンプディレクター)から、自転車キャンプツーリングにハマりました。名前の由来は、出生時の体重が3,750g (貫は重さの単位で、1貫=3,750g )だったことから。#自転車旅 #クロスバイク #アウトドア #キャンプ #自転車通勤

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