自転車旅の目的によって自炊道具を持っていくかどうか決まります。中でも、食糧とともに自炊道具を持っていくのをお悩みの方もいることでしょう。今回は、自転車旅の食事事情について紹介すると共に、自炊道具を持って行くことのメリットや楽しみ方を紹介します。
自転車旅の食事事情

旅先の名物、美味しいものを食べる
「旅の醍醐味として、おいしい食事は外せない」というのも当然アリです。むしろ、メインの目的で旅をされている方もいることでしょう。この考え方に全く異論はないし、その土地で食べるからこその楽しみでもあります。
もちろん、この場合は自炊道具は不要です。
コンビニやスーパーで済ませる
自炊をすると時間や労力をとられます。これが「もったいない」と感じるのであれば、食事にかける時間を最小限に抑えるのは「コンビニやスーパーで済ませる」です。私も昼食はコンビニやスーパーが多いです。どこでも自炊ができるわけではないからですね。
バーナーとクッカーで簡易調理
自炊そのものを楽しむという選択もあると思います。簡単、便利なのは「鍋」「丼物」「麺類」といった感じです。ご飯を炊いて何でも丼にしてしまうと、味の変化もつけられ、調理・片付けが簡単。ラーメンでも外で食べるラーメンが意外とうまかったりします。
宿泊場所をいつ、どのように決めるのか

1日の移動距離は計算できない
なお、食事の仕方と深く関連するのが、どこで宿泊するか問題。あらかじめ数日前に予約するってのは自転車旅では非常に難しい(と私は思っている)。なぜなら、気象や体調で一日の移動距離が違うからです。私の場合、調子がいいと120kmぐらい、天候が悪かったり疲れていたりすると、50~60kmで終わることもあります。宿泊する場所が想定していたところと簡単にずれていまいます。
そこで、私はいつも、その日宿泊する場所を決めるのは午後から夕方近くになって、その日のゴールの見通しがだいたい立ってきた頃に決めます。その場所が、食事がとれる店があるような場所かどうかがポイントになってきます。
選択肢は多い方がいい
その日、宿泊する場所近辺に食事処があるか、コンビニなどがあるか、という街中じゃないと困る場合は、選択の余地はありません。街中へ行きましょう。
ところが、食糧と自炊道具があれば、もっと選択肢があります。テント泊が迷惑にならない場所を探し、自炊道具をつかって食事を作ることができます。
つまり、自炊道具をもっていれば、対応できる場合が多くなるのです。
自炊の楽しみ方いろいろ

旅先の食材を楽しむ
地元の食材を調達して、自分で調理して楽しむ、といった方法があります。食材がいいと、調理に凝る必要はなく、焼くだけとか炒めるだけという簡単な調理でおいしく食べることができます。
一人◯◯を楽しむ
一人鍋、一人焼肉、一人焼き鳥、一人BBQといった楽しみ方もあるでしょう。自然を独り占めしながら、生きている喜びを感じましょう。
早い・安い・うまい、の3拍子で
私は割とこの作戦で行きます。前述したような「鍋」「丼物」「麺類」が多いです。
ご飯は炊きます。ご飯のお供にのりやふりかけ、佃煮などを持参したり調達したりします。
パスタのコスパは最強です。なかなか飽きません。ソースを変えて楽しみますが、レトルト・インスタントを使います。
そのうち、ホットサンドもいいなあと思っています。食パンは安いし、中に何かをはさんで食べれば飽きずに、何食でもまかなえるかなあと思っています。
まとめ
自転車旅に自炊道具を持っていくと、いろんば場面に対応できるし、楽しみ方も増えるんじゃないかと思います。自転車旅に自炊道具を持っていってみよう!旅が捗るぞ!
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