自転車旅では、自転車以外の乗り物と組みわせることを輪行といいますが、中でも「船での移動」との相性はバッチリです。陸上での移動に比べて大きくショートカットするための場合とか、船旅そのものの楽しみまで味わえるし、長距離では寝る、風呂、洗濯、充電といったことまでできちゃう、一石二鳥どころか一石何鳥にもなっちゃう組み合わせです。
自転車旅で船に乗る時は
自転車を積めるかどうか確認をする
基本の「き」ですが、狙っている航路の船に自転車を積むことができるか確認しておきましょう。地域の方が日常の交通手段として自転車を載せている船であれば心配はいらないと思いますが、場合によっては予約が必要なところもあります。
また、同時に、自分自身の運賃のほか、自転車の運賃も確かめておきましょう。
乗務員さんの指示に従って載せる
船によって自転車をどのように載せるのかが違います。人が座る場所と同じスペースに自転車を載せる場合、車と同じ場所の所定の場所に括りつける場合、などがあります。いずれも乗務員さんの指示に従って、安全に載せるようにしましょう。
自転車旅に船旅を組み合わせてみる
短距離の場合
陸上での移動に比べて大きくショートカットするため、というのが目的ではあるものの、自分自身の休憩になるし、海上移動の旅そのものを楽しみます。
この写真は、福岡県北九州市 若松~戸畑 間の船です。若戸大橋の下をくぐるように船が進んでいきました。

次の写真は、長崎県雲仙市〜熊本県長洲町 を結ぶ船です。ちょうど、雲仙から離れているところです。有明海をショートカットします。

次の写真は、鹿児島県の桜島に渡る船です。車やバイク、自転車が盛んに錦江湾の海を渡っていました。

長距離フェリーの場合
自転車旅に組み合わせたい「長距離フェリー」。
日本長距離フェリー協会のHPには、14航路が紹介されています。
自転車旅に長距離フェリーを組み合わせるメリットとして
- ルートのショートカット
- 体を休めることができる
- 船旅そのものを楽しめる
- 寝ることができる(野宿ではないのでぐっすりと)
- 風呂に入れる
- コインランドリーで洗濯ができる
- スマホ等の充電ができる
何て天国なんでしょう!
旅の中盤か終盤にもってくると、ちょうどいいかも!
まとめ

自転車旅のそのものを十分楽しんだ上で、旅のバリエーションを増やしていくのもとても楽しいものです。いろんな旅にチャレンジしてみましょう!

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