自転車ひとり旅(自転車ソロキャンプツーリング)の醍醐味とは何か?多くの方が語るのは「人との出会い」です。一人で旅をする目的は忘れずとも、偶然の出会い、地域の方とのふれあいは、とても印象深く、忘れられない思い出になります。私も旅をしている時は、1日あたり1人平均ぐらい、素敵な出会いがありました。
自転車ひとり旅(自転車ソロキャンプツーリング)で出会うもの

自然の風景
普段生活をしているところから離れ、自然豊かな場所を自転車で走っている方も多いのではないでしょうか。季節の移り変わりを感じたり、色彩豊かな自然の表情、生き物の様子、匂いなど、体全体で自然を感じ、リラックスできますね。旅の大きな目的の一つです。
街や田舎の風景
初めて行く街の様子を見て感じたり、その土地の雰囲気を体全体で感じることができます。海沿いの漁師町の匂い、高層ビルと昔ながらの商店街が混在している街、観光地として発展している街、いろんな街に出会えます。
田舎の方だと、田んぼや畑、家畜の放牧、季節の花々、季節によって変わる森の表情など、飽きることがありませんね。
偶然の出会い、地域の方とのふれあい
この記事の最も強調したいことがこれです。
自転車ひとり旅(自転車ソロキャンプツーリング)の醍醐味は人との出会いです。
今年のゴールデンウィークに6泊7日の自転車ソロキャンプツーリングに行ってきましたが、毎日、1人以上の方との出会い・ふれあいがありました。
自転車に荷物をどっさり積んでいる様子から、見るだけで旅人とわかるからでしょう。たまに、コンビニ休憩をしている時に声をかけられます。そこで、必ず聞かれる質問が2つあって、「どこから来たんですか?」と「どこまで行くんですか?」。そこから、会話が弾んでいきます。
他にも、買い物をしている時やキャンプ場でテント泊をしている時など、偶然の出会い、地元の方とのふれあいが楽しく、深く印象に残っています。
自転車ひとり旅で出会った素敵な方々(具体例:出典は自分)

数ヶ月後に再開した大学生
自転車旅をしていて信号待ちをしている時に大学生ぐらいの若者(彼も自転車に乗っていた)が、「自転車、かっこいいですね。」と声をかけてきました。それから、「もう少しサドルをあげると楽になりますよ」と話してくれ、そのままその日は別れました。
数ヶ月後、日帰り自転車ツーリングをしていて、コンビニで休憩していたら、先日の大学生らしき若者がいたので、私から声をかけると彼も私を思い出してくれました(私の自転車を覚えていたらしい)。
話が弾んで、帰る方向が同じなので、一緒に走り出したところ、私の自転車がパンク。彼の家が近くにあったので、予備のタイヤを家に取りに行き、修理してくれました。
野外教育について熱く語ったキャンプ場の管理人
昨年、九州をぐるっと回る自転車キャンプツーリングで、水俣市の無料キャンプ場に泊まったところ、キャンプ場の管理人さんと野外教育の話になり、大変、話が盛り上がりました。
子どもたちにとっての自然体験の楽しさ、大切さをもっと多くの大人にわかってもらいたいという熱い思いを持っていらっしゃいました。
コンビニで偶然出会った自転車旅の若者
これも今年のゴールデンウィークの話です。山口県周南市のコンビニで休憩していたところ、ロードバイクに乗っていた若者が声をかけてきました。
彼は大阪から九州を目指して旅しているとのこと。私が福岡から大阪方向を目指していたので、ちょうど逆方向です。
この時、雨が降り出していて、天候の回復が見込めなかったので、テント泊は諦め、彼と居酒屋で自転車旅談義に花を咲かせて、この日の夜はネットカフェに泊まりました。
彼と旅談義はとても楽しかったし、また、「自転車旅で」彼と再開できるんじゃないかなと思っています。
まとめ

自転車ひとり旅(自転車ソロキャンプツーリング)は、一人で旅をすることが大きな目的の一つでしょう。一人でキャンプすることで得られるものもたくさんあります。それは大切にしながら、偶然の出会いを「一期一会」として楽しみ、財産としていきたいですね。
コメント