自転車にテントや寝袋などのキャンプ道具を積んで、キャンプをしながら旅をするのが自転車キャンプツーリング。車での移動であれば、ある程度の荷物が積めますが、自転車の場合は知恵が必要です。荷物は自分の衣食住に必要なものを厳選し、できるだけ軽量にしなければなりません。そこで、キャンプでよく使う「マット」は本当に必要ですか?
自転車キャンプツーリングにマットが必要だと思われる理由
床面の凸凹や硬さをやわらげる
寝る場所を決めてテントを張るとします。
まずはグラウンドシート(ブルーシートでもいいでしょう)を敷いて、その上にテント本体を設営します。
ここで、テント内にマットを敷かずに寝るとすればどうなるのか。
想像通り、地面の形状をダイレクトに感じることができます。
砂や芝生の上であれば、柔らかい感触の上で寝ることができますが、固い土や木の床、場合によってはコンクリートの上に設営すると、床の硬さを全身で感じることができ、多分、ほとんどの人は寝れません。
そこで、マットを敷くことで床面の凸凹や硬さをやわらげ、寝ごごちの良い環境が出来上がるわけです。
地面からの冷気をシャットダウン
夏以外、床面からの冷気攻撃は結構あります。そこで、冷気を遮断するマットがあれば、背中が冷たくなる事を防ぎ、寝心地が良くなります。
自転車キャンプツーリングにマット不要と思う理由
かさばる!少しでも軽くしたい!
さて、少しでも荷物を減らしたい自転車キャンプツーリングです。マットは意外とかさばるアイテムでもあります。
例えば、銀マットにするなら、かさばるけど軽量です。値段も安い(1,000円以下)ので、選択肢としては有力候補になるでしょう。
しかし、寝心地をもう少し良くしたいなら、ウレタンマット(2,000〜3,000円ぐらいから)があります。重量は300g前後。
さらに寝心地をしたいなら、エアーマット(2,000〜3,000円ぐらいから)があります。その都度、エアーを入れたり抜いたりする必要がありますけどね。重量は500g前後。
私、どこでも寝れちゃうんです

実は私、ベンチの上とかでも何もなし(洋服は着てるよ!もちろん)でも寝れちゃうんです。よって、自転車キャンプツーリングの時にマットは使ってません。夏以外では、床面からの冷気攻撃には重ね着とカッパを着て対応できています。
私のやり方を皆さんにおすすめしようとは思っていません。疲れをしっかりとりたいと思うならマットはあった方がいいだろうなあと思っています。
まとめ(結局、何を大切にするか)
寝られればいいわけですが、床面の凸凹や硬さへの対処よりも、「体温保持」がしっかりできれば何とかなります。自転車キャンプツーリングは、キャンプの知識・スキルをさらに研ぎ澄ませることにもなりますので、面白いなあと思います。
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