自転車旅で長期間、野宿しながらの旅に必要なものは、自転車装備の他に、キャンプ道具、生活道具といったものがあります。この長期自転車旅は、自転車ツーリングとキャンプといった二重の楽しみ方ができると同時に、アウトドアスキルが必然的に高まり、衣・食・住の生活そのものの有り難さ、かけがえのなさを感じることができます。
長期間自転車旅に最低限必要なもの(自転車関係)
自転車本体
長距離・長時間自転車に乗るのであれば、スポーツタイプの自転車をおすすめします。クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナーといった感じです。私のお気に入りはクロスバイクです。(詳細はこちら)
自転車に装着するもの
- ライト(フロント、リア)
- 鍵
- ボトルゲージ
- キャリア
- パニアバッグ(キャリーバッグ)
ライトは前も後ろもつけましょう。車から自分自身を認識しやすくします(視認性)。フロントライトは2本付けが無難。なぜなら、真っ暗な中で自転車を漕がなければならない時に、ライトが急に消えた(バッテリー切れとか故障とか)場合、重大な事故に繋がる可能性があります。
鍵は地球ロックができるものを用意しましょう。地球ロックとは道路標識や駐車場の柵など、地面や建物の基礎などに強力に固定された建造物を利用し、頑丈なワイヤーで自転車を結びつけることです。
ボトルゲージやキャリアは安価なものでもいいと思います。
パニアバッグ(キャリーバッグ)は防水のものが絶対いい!
雨には必ず遭遇します。雨対策は必須で、できるだけめんどくさくない方がいい。
自転車メンテナンス用品
- 工具(タイヤレバーは必須)
- 空気入れ(携帯ポンプ)
- 予備チューブ
最低限、パンク修理は自分でできるようにしておきます。修理といっても、タイヤチューブを交換するだけです。タイヤそのものがやられた場合は、諦めて最寄りの自転車店に向かいましょう。
身に付けるもの等
- ヘルメット
- 反射材
- グローブ
- 輪行袋
ヘルメットと反射材は必須(前回の記事参照)。
グローブはおすすめです。手もかなり負担をかけますので、手の疲労を軽減します。なお、手が痛くなって我慢できなくなると、自転車が進まなくなります。
輪行袋は旅の中で輪行してもいいし、何かトラブルがあって自走できなくなった場合にも必要になります。
長期間自転車旅に最低限必要なもの(キャンプ用品)
- テント
- マット
- シュラフ
- クッカー
- バーナー
- ガス缶
- ランタン
- カッパ
- ウインドブレイカー
- 虫除け
- 応急手当セット
テントはソロ用テント。軽量なもの。最強はモンベルのテントですが、廉価版でも大丈夫です。私は7,000円ぐらいのテントで長期自転車旅してます。
マットは銀マットかウレタンマット がいいでしょう。エアマットは携帯に便利そうですが、空気入れや空気抜けが面倒くさかったり、破れるリスクがあったりします。ちなみに、私はマットは使わなくても寝れちゃうタイプです。
シュラフ(寝袋)は必須。季節に応じて対応温度を確認して準備しましょう。
クッカー、バーナー、ガス缶があると、どこでも食事ができるので便利です。旅をする場所によって、食事ができる場所がなかなか見つからない時もあり得ます。
ランタンも必須。泊まる場所が必ずしも灯りがあるとは限りません。真っ暗の中で泊まることもあり得ます。
カッパも必須。雨対策だけでなく、体温保持にも使えます。ウインドブレイカーも同じ理由です。虫除け、応急手当セットもアウトドアの常識ですね。
長期間自転車旅に最低限必要なもの(生活用品)
- 衣類
- 風呂セット
- 洗濯道具
- 現金、カード
- スマホ、カメラ、モバイルバッテリー、乾電池
衣類は3セット用意し、洗濯しながらローテーションで使います。洗濯はコインランドリーを基本にしながら、手洗いをする時に必要です。ちなみに、洗濯は100円ショップで売っているアルミ保冷バックを使うと便利です。
まとめ
今回は、長期自転車旅に必要なものをリストアップし、全体像をつかんでいただくことをメインにまとめました。基本道具を持って旅に出発すれば、多少、何か足りないものがあっても旅の途中で手に入れればいいので、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。
さあ、旅に出かけましょう!素敵な出会いが待っていますよ!!

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