自転車旅の一日の走行距離はどう計算したらいいのか

自転車旅ノウハウ

自転車旅をする時、一日の走行距離はどれぐらいで計算していますか。一日100kmを連日走れるようになったら、自転車旅が随分、楽になります。よく言われているのが「自分の力の70〜80%が自転車旅にはちょうどいい」。私は、一日150kmが限界なので、一日100kmがちょうどいいです。今回はこの件について解説します。

自分の一日の走行距離を把握しよう

自分の一日の走行距離を測定しよう

「自転車初心者でも100km走れるようになるのは簡単」とネット記事でもみることがあります。普段あまり運動していない人がいきなり自転車100km走行するのは無謀だといえます。

とはいえ、自転車に乗ったことがある人は大変多いので、少しずつ体が慣れていけば、一日100km走れるようになるのは、そこまで難しい話ではありません。

そこで、初めは短い距離から少しずつ距離を伸ばしていくことをお勧めします。そのためには、走行距離がわかるツールを使うと取り組みやすいし、励みにもなります。

おすすめのグッズはサイクルコンピューター。距離、時間だけでなく速度やGPS録なども記録でき、自分の伸び具合を把握できて大変便利です。

スマホのアプリでも、GPSログを記録できるものがあります。サイクルコンピューターとほぼ同じことができますが、難点はバッテリーの消耗が早いこと。これさえクリアできれば、スマホだけでOKです。

自分の一日の走行距離を伸ばしてみる

少しずつ、一日の自転車走行距離を伸ばしていきましょう。そして、その距離を走った時の疲れ具合も確かめておきましょう。

特定の場所が激しく疲労したり、痛くなったりすると、もうそれ以上自転車走行ができなくなります。スポーツ自転車の場合だと慣れていない方は腰や尻が痛くてたまらない、といった不具合が出るかもしれません。

お尻が痛くなる場合の解決策はこちら

特定の場所が痛くならないよう、負担を分散しながら距離を少しずつ伸ばしてくことがコツになります。

二日連続、長距離を走ってみる

一日100km走ることを達成できるようになったら、次は、二日連続100kmを走ってみましょう。特に2日目は、筋肉痛が残っている状態で走ることになると思いますが、体に疲れが多少残っていても、特定の場所に負担をかけすぎず、疲れを分散させながら100km走れるようになることが大切です。

また、1日目の疲れ具合、2日目の疲れ具合も確認しておき、これが3日以上続けられるかどうかの目安にしましょう。あるいは、一日何kmぐらいだったら、3日以上連続しても大丈夫か検討しましょう。

さあ、自転車旅に出かけよう

自転車旅のルートを考える

いよいよ自転車旅の計画を立てる時は、ワクワクして仕方ないですよね。

是非行ってみたい場所を巡ったり、海岸線や山、川、湖、街など自分の目的に応じて計画を立てるのはワクワクします。

また、自転車の機動力の良さを生かして、大まかな計画だけ立てておいて、あとは立ち寄りたい場所を見つけたら、その都度立ち寄るみたいなこともできますね。

お役立ちのスマホアプリについては、こちらの記事に詳しく書いています。

なお、荷物が多い場合は、坂道がどれくらいあるのかが影響しますので、坂が多い場合は平地よりも短めに距離設定しておくといいでしょう。

自分の力の70〜80%が自転車旅にはちょうどいい

自分の結論としては、一日に走行できるMAXの距離の70〜80%が自転車旅にはちょうどいいと思います。楽すぎず、やり過ぎず。私は、一日150km走った時、次の日にダメージがかなり残っていて、全然距離を走れなかったことがあります。なので、平地だと一日100kmぐらいがちょうどいいです。坂道が多い場合だったらもっと距離を短く設定しておきます。

実際は計画通りにいかないことも少なくない

天気、地形、自分の体調で大きく距離は変わる

雨風が強い場合、最悪「移動0km」もあり得ます。また、少雨決行した場合も、普段よりも疲労が大きくなりますので、距離は短くしたほうがいいでしょう。

自転車旅では荷物が重い場合もあります。上り坂ではしっかり体力を削がれますので、平地のようにはいきません。よって、距離は短くなります。

また、自分の体調については、体のどこか一部分でも不調があれば、思ったように進まないことでしょう。

日程にゆとりを持って計画する

上記のことから、思ったよりも進まないことはいくらでも想定できますし、逆にこんなことはあって当然と考えて、ゆとりある計画を立てることが大切です。

ゆとりのない計画で、多少無理をしながら進んでいくと、事故や怪我のリスクが高まります。

まとめ

自転車旅の一日の走行距離は、「自分の力の70〜80%が自転車旅にはちょうどいい」を基本にしながら、ゆとりある計画を立てて安全に旅をしてくださいね。

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