自転車旅に駅のある風景

自転車旅ノウハウ

自転車旅に駅のある風景はよく似合います。都会の駅もいいのですが、地方の駅や無人駅も風情があり、その土地の暮らしを肌で感じる旅もまた楽しいものです。自転車旅と電車・新幹線は相性が良く、自転車旅の行動範囲を広げるだけでなく、自転車で自走できなくなった時に助けてもらえる強い味方です。

自転車旅に駅のある風景

限られた時間の中で自転車旅をする時に、電車を組み合わせると行動範囲が広がります。この写真は、旅の最後に電車輪行を組み合わせたパターンで、長崎県松浦市にある松浦鉄道西九州線の松浦駅での写真です。

これは、熊本県水俣市にある肥薩おれんじ鉄道線の水俣駅。これも旅の最後に電車輪行を入れたパターン。

これは、長崎県諫早市に所在する島原鉄道島原鉄道線の諫早東高校駅。この時は旅の途中に輪行を入れました。

自転車旅で電車輪行する時の注意点

輪行袋(専用バッグ)の用意

電車に乗る時は専用バッグ(輪行袋)が必要です。詳細は各鉄道会社の規則に従ってください。大体どこも「専用の袋に完全収納」が原則です。

輪行袋には、前輪だけ外して収納するタイプと、前後輪を外して収納するタイプがあります。折り畳み自転車の場合は折り畳んで収納することになります。自分の自転車がどのタイプかを確認して、輪行袋を用意しましょう。

また、事前に輪行袋に収納する練習をしておくことをおすすめします。なぜなら、駅前で作業するのに、慣れていなかったら不要に時間がかかってしまいます。

時間帯に注意する

ラッシュ時に電車輪行するのは絶対避けましょう。自転車でスペースをとってしまうので、満員電車で輪行しようものなら、人に迷惑かけまくりです。また、自転車が人にぶつかる恐れもあります。

人の混み具合をよく見計らって、電車輪行しましょう。

改札口を通る時

改札口が狭くて自転車を担いだままだと通りにくい場合があります。その際は、駅員さんに声をかけて、広い場所から通してもらいましょう。駅員さんは親切ですから安心ですね。

どの車両を狙うのか

おすすめは、最前か最後尾の車両です。自転車の場所を考えると、座席シートを潰すような置き方はNG。最前か最後尾だと運転席近辺に自転車を立てかけるようにするのがベストだと思います。

駅のプラットホームには、駅の車両数に合わせて昇降位置が示してある場合が多いので、乗ろうとしている電車の車両数を見て、最前または最後尾に乗るにはどの位置で待っておけば良いかが分かります。

まとめ

私は地方の駅が好きな理由は、風景や雰囲気も好きだし、地域や駅員さんとふれあいも好きだからです。以前、地方の駅で待っていたら駅員さんが声をかけてくれて、ローカル線の旅について楽しく話をしました。そんな出会いも自転車旅の醍醐味です。また、ある無人駅では「旅ノート」が置いてあり、旅人や地域の方が自由にメッセージを書いていたので、私もメッセージを残してきました。いつかどこかで繋がれるとまた、楽しいものです。

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