自転車旅の食事で失敗しない方法

自転車旅ノウハウ

自転車旅の醍醐味として、とにかく腹が減るから食事がうまいってのがあります。とはいえ、せっかくの旅ですので、その地域のうまい物を食べたいですよね。また、簡単に食事をとる店がない場所もあったり、予算の関係等で自炊ってのもありますね。今回は、自転車旅の食事で失敗しない(後悔しない)方法、考え方を紹介します。

食事の取り方は3パターン。どの方法でもできるようにしておこう。

食事の取り方は「店で食べる」「出来合いのものを買って食べる」「自炊」の3パターン。

いわゆる「外食」「中食」「内食」と一緒ですね。

「店で食べる」は食事の準備から片付けまで、全てお金で解決する方法です。各地域の名物・うまい物を食べたり、空調が効いた空間で体を休めたりできますね。私もイートインコーナーで休憩することもしばしば。

「出来合いのものを買って食べる」は、弁当や料理パン、おにぎりなどすぐに食べられる物を買っておいて、都合が良い時に食べるというもの。比較的場所は制限されないので、どこでも(場合によっては走りながら)食べることができます。私も昼間の食事はこのパターンが多いかな。

「自炊」は食材と水を確保した上で、バーナーやクッカーを使って料理して食べる方法です。火を通すので衛生的であると同時に、温かい食事は体を癒してくれます。ただし、バーナーを使うので、火気使用が禁止されている場所ではできません。

それぞれのパターンのメリット・デメリット

「店で食べる」ことのメリット

  • 地域のうまいものを食べられる。
  • 準備、片付けの手間が省ける。
  • 空調が効いていることが多いので、体を休める。
  • 充電できることもある。

「店で食べる」ことのデメリット

  • コストが高い。
  • 開店時間内しかできない。

「出来合いのものを買って食べる」ことのメリット

  • 地域のうまいものを食べられる
  • 準備、片付けの手間が省ける(片付けはゴミ捨てぐらい)
  • いつでもどこでも食べることができる

「出来合いのものを買って食べる」ことのデメリット

  • ややコストが高い。
  • 荷物としてかさばりやすい。
  • 日持ちしない場合が多い。

「自炊」することのメリット

  • 最もコストがかからない。
  • 長期間保存できる食材を持っておけば、食事ができない危機を回避できる。
  • 調理、食事、片付けそのものを楽しむ。

「自炊」することのデメリット

  • 料理道具が必要。
  • 手間がかかる(時間がかかる)。
  • バーナーを使える場所か確認が必要。
  • ガス缶の補充が必要。
  • 食材と水の確保が必要。

結論は「どの方法でもできるようにしておくことが大事」


自転車旅の目的や楽しみは人それぞれ。自転車を漕ぐことが最大の目的・楽しみであれば、食事は全て外食か中食がいいと思います。食事に時間や労力を取られるのがもったいないからです。

しかし、自転車を漕ぐだけでなく、キャンプ、野宿をしながらいろんな街並み、自然を楽しみながら進んでいく旅であれば、食事ができる店にいつもありつけるとは限りません。

旅の自由度やリスク分散の考え方からも、どの方法もできる状態にしておくことがベストだと思います。

食事が取れない(食料がない・手に入らない)状況を絶対に回避するために常備しておきたいもの

料理道具

最低限必要なものは、バーナークッカーです。
バーナーは市販されている卓上コンロのガス缶に対応しているものがいいと思います。

なお、キャンプ用のガス缶、バーナーもあります。

こちらの方が火力が強いのですが、平地中心の旅であれば、卓上コンロ用のガス缶で十分です。卓上コンロ用のガス缶は量販店とかで安価に手に入りやすいからです。

クッカーは一人用であれば、アルミ製のものでいいかと思います。

他に、人気があるのがメスティン

ホットサンドメーカー。パンだけでなくハムやソーセージを焼いたりと大活躍。ただし、少し重たい。

主食

コスパ最強とよく言われるのが「パスタ」。私も大好きです。ソースを変えるだけでいろんなバリエーションで食べられます。また、ソースも保存しやすく、かさばらないもの多いです。

麺類は人気です。インスタント物も美味しいものが多いですね。

食パンもコスパの良い主食です。ホットサンドメーカーがあれば、ちょっと具材を付け加えるだけで美味しく食べられます。

実は米も非常に優れた携帯食だと私は思っています。「運ぶのには重たい」という意見もありますが、外で自分で炊いたご飯、うまいです!私が米を持っていくときは、1合ずつ小袋に入れて持っていきます。

副食・調味料

長期保存ができるものがいいので、インスタント、レトルト、缶詰といった感じになります。私は意外とサンマの缶詰とか好きですよ。味噌汁も持っていきます。

調味料は醤油・塩・コショウ・七味・マヨネーズといった感じでしょうか。小さなポリ容器に入れていくと便利です。

例えば肉や魚などの生鮮食品を手に入れて、その日のうちに調理して食事ができる時は、調味料が必要ですよね。

自転車旅における食事の実際

私は昼食はコンビニやスーパーなどのおにぎりや弁当が多かったです。なぜなら、明るいうちに自転車を漕いでおきたいから、自転車移動の時間を優先にしていました。

朝と夕食は自炊中心にしていました。コストを抑えるのもありますが、食事をのんびり楽しみたいかなって感じです。

しかし、上記の思惑通りに行かないこともあります。昼食を買う店にうまく出会えない時は、昼食も自炊したことがあります。その時はパスタがとっても便利でしたよ。

まとめ

食事の管理は自転車旅の中でも重要なスキルの一つです。栄養補給が間に合わず、ハンガーノックになってしまっては元も子もありません。食事を楽しみながら安全に自転車旅を続けていきましょう。

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