自転車通勤ができるのはどれくらいの距離なのか?

自転車通勤

感染症の拡大、脱炭素社会の取り組みなど、様々な面においてメリットのある「自転車通勤」に注目が集まっています。自転車は交通費の削減だけでなく、健康にもメリットが多く、変化の激しい社会の現在、自転車通勤も手段の一つとして検討しておくと、いざというときにもかならず役に立つことでしょう。

あなたが都市部に住んでいるのなら

0.5〜5kmの都市内移動では、自転車が最短時間で移動できる

国土交通書の資料によれば、自転車は0.5〜5kmの都市内移動において、ほかのどの交通手段よりも所要時間が短いことが示されています。

(出典)令和元年5月自転車活用推進官民連携協議会

自転車は渋滞に関係なく、電車などの待ち時間もないため、一定の距離内移動において最強の乗り物であると言えます。
また、かかる時間においても渋滞に関係でなく一定になるので、時間の計算もしやすく、大変便利です。

距離別に自転車通勤について検討してみよう!

自転車通勤 0〜5km

自転車を漕ぎ始めたと思ったら、あっという間に目的地に到着してしまうでしょう。子供でも余裕で到着できます。
使用する自転車はママチャリでも十分楽々。帰りに買い物等の寄り道して帰るのも苦になりません。

自転車通勤 5〜10km

快適に通勤できる距離です。ほどよく運動できて、春や秋といった時期だとちょうど気持ちいいなあと感じる頃に到着します。心地よく一日が過ごせるでしょう。

仮に片道10kmとすると、時速20kmで走れば30分、時速15kmで走れば40分かかるわけです。

ママチャリでもいいですが、クロスバイクやマウンテンバイク、ロードバイクといったスポーツバイクでも、気持ちよく楽しく走れる距離です。

自転車通勤 10km〜15km

これぐらいの距離になると、スポーツバイクじゃないと厳しくなってくることでしょう。

通勤距離が15km(以前、私の職場が片道15kmで自転車通勤していました)で、時速20kmで走れると45分かかります。

普段からスポーツバイクである程度の距離を走っている人やトレーニングをしている人には快適な距離ですが、運動不足のサラリーマンにはやや厳しい距離です。普段、運動をしていない人がいきなり始めるには無理があるでしょう。

自転車通勤 15km〜20km

ちゃんとトレーニングをしている、普段から長距離ライドをしている人じゃないと厳しいレベルです。自転車通勤で疲労がたまり、日中の仕事に支障が出てくるようでは本末転倒。

目安としては、途中休憩なしに一気にこの距離を走った時、体が心地よいと感じられる人じゃないと、通勤手段としては続かないでしょう。

自転車通勤 20km〜

もはやアスリートです。時速20km平均で走っても1時間以上かかります。通勤はトレーニングとして位置づいており、なおかつ、日中の生活に支障が出ない方に限ります。

当然、使用する自転車ロードバイク一択。しかも本格的な装備(レーサーパンツ等)で臨む必要があります。きっと周りからも「ただものではない、ガチなやつ」という尊敬(?)の眼差しが向けられるでしょう。

自転車通勤におすすめの自転車を厳選!

まとめ

自転車通勤はまずやってみて、自転車通勤の気軽さ、心地よさや便利さ、といったいいところだけをとり、雨の時は他の交通機関で通勤する、といった無理をしないやり方がおすすめです。

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